大みかの杜は写真ギャラリーが最初に完成予定です。ピアノ倉庫も当初は兼ねるのでたくさんは展示できませんが、以下の展示を予定しております。
1. 写真集「閉山」日立鉱山に生きた人々から抜粋した写真を、デジタル処理したオリジナルプリントを展示します。約20点。印画紙のプリントで再現できなかったディティールが、スキャナーとフォトショップを駆使することで、見えてくるものがありました。
2. 日立鉱山閉山後の人々を、アフリカの鉱山まで追いかけて取材した、「閉山とその後の人々」を展示。2部構成。合計約40点。閉山で何十年も働いてきた職場を離れて新天地に旅立った労働者たちを見届けるために3年以上をかけて撮影しました。
3. 1980年代の日立の人々の生活や祭り風習を取材した、「ひたち風土記」を展示。約30点。ポジなので保存状態が良いものだけですが。
4. 写真を始めた頃から日芸時代の作品を展示。取材時に感じた気持ちの動きを書き綴ったメモなどもあります。いろいろな葛藤があったんだなと(笑)。今は全く容赦せず撮るし、嫌がられないと撮る気が起きない。不都合な真実を撮ることに喜びを感じるまでの流れがわかるかもしれない。
5. 今だに現役スクープカメラマンとしての代表作品を展示。約30点。あまりにもたくさんあるのと、許可が取れない写真ばかりなので、本当に展示するかどうかは未決定。